「泣くな、はらちゃん」ってご存知ですか?だいぶ前の2013年の春(1月~3月)に日本テレビでやっていたドラマです。
ストーリーはかなりぶっ飛んでいて、ヒロインの「越前さん」が描く漫画の主人公「はらちゃん」が、ある日漫画から現実世界に飛び出てきて、越前さんに恋するというファンタジーなラブストーリー。
越前さんを演じるのは麻生久美子さん。そしてはらちゃんを演じるのは長瀬智也さん。
はらちゃんは漫画の世界の住人なので、現実の世界のことにとても疎く「赤ちゃん」のような存在。その純粋で、優しく、好きな人に猪突猛進な「いい意味のバカっぽさ」を、長瀬さんが猛烈な勢いで演じきっています。(TOKIO好きです)
エンディングのTOKIOの「リリック」もドラマの切ない感じとぴったりで良かった。配信はもうやってないっぽいけど、レンタルはあるのでぜひ冬の寒い時期に見てみてほしい。(脚本は「最後から二番目の恋」の岡田惠和さんです)
はらちゃんの舞台「三崎」に行こう
2016年の3月。まだ寒さ残る時期。
はらちゃんを唐突に思い出した僕は、カメラ好きな友達を呼び出して、はらちゃんの舞台である神奈川県の三崎に向かったのであります。
京急の「みさきまぐろきっぷ」を握りしめて。
朝11時に三崎駅に降り立つ僕ら。
今回の写真はすべて「Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.7」と α7IIの組み合わせで撮影しています。
「ミサキドーナツ」で買い食いし
はらちゃんたちが歩いた商店街を歩いて
雑貨を見たり、コーヒー飲んだり
あ、はらちゃんがいた。これもしかして生原稿なのかな…?
紺野さんがギター弾いていた神社
ドラマによく出てた岸壁で、夕日を撮ったりしてました。
人によって写真が変わる
何人かで同じシチュエーションを撮影すると、それぞれの好みが垣間見えてとても面白いです。
たとえばNikon男子のD750はふわっとさせたピンク寄りの設定になってます。構図が違うけど比較はこんな感じ。
※彼は基本RAWで撮影して、ボディ内現像でこういう雰囲気にしているので、D750の初期値がこういう風に撮れるわけではありません。
ミノルタ女子は暖色寄りの設定で、基本明るめに撮影しています。
こんな感じで、個々人の「全体の世界観の構成」「光と影をどう活かしてるか」「構図をどう切り取るのか」などを見ることで、たくさんの「言語化できない学び」が得られる気がしています。
「この世界のほとんどの思いは、片思いなんだ。世界は片思いでできてるんだよ」
僕は当日、こんなはらちゃんの名台詞を思い出しながら撮影してたので、全体的に影多めの暗めに撮れてるはず。あ、はらちゃんのドラマ内容は、基本ポジティブな内容です。
という感じで、はらちゃんをとても感じることができた一日なのでした。三崎は素敵でオシャレなお店も多く、週末デートにもオススメです。僕らは三崎から油壺マリンパークにも行ったり、まぐろも食べれて楽しかった!(みさきまぐろきっぷ凄い安い)
ピンボケのマグロ丼。
古道具屋の猫が眠そうでした。
よかったら皆さんも三崎に行ってみてください。
今回はこんな感じ。どっとはらい。