我輩はiPhone7 Plusのジェットブラックを買った。
Apple Payを使用すれば財布を持ち歩かなくてすむと思ったからである。でも結局うまくはいかなかった。今回はそんなお話。
200万円を一瞬で盗まれた事がある
もうかれこれ10年前になるのだけれど、仕事が終わって帰宅途中、網棚に置いていたバッグから財布だけを抜き取られたことがある。(休日出勤で疲れてバッグを網棚においたまま、うたた寝していたという...)
財布がないことに3時間くらい気が付かず、「もしかして落としたかも?」と思って郵便貯金とメガバンクのキャッシュカード利用を止めてもらう際、200万近い預金が消えているのが発覚したのだ。
預金を盗まれた手順はシンプルで、「盗まれた財布に入っていた免許証の「生年月日」の4ケタの番号で、キャッシュカードの暗証番号を打ち込む」というもの。
警察から監視カメラを見せてもらったのだが、財布を盗まれてから1時間もたたずに、犯人は口座からお金を引き出していた。映像を見ると僕以外の人の財布も一緒に持っており、ひと気の少ない休日のキャッシュディスペンサーで10枚以上のキャッシュカードの出し入れを繰り返していていた。
警察のみなさんは「これは、完全にプロですね。やりなれている」と一言。残念ながら10年後の現在もまだ犯人は見つかっていない。
ちなみに郵便貯金とメガバンクの暗証番号が生年月日だったのは、20年以上前に作った口座だからである。特に郵便貯金は僕が小学校くらいの時に親が作っていたものだ。給与窓口にしてた他行の口座は暗証番号を変えていたため、幸い預金が引き出されることはなかった。
みんなも古い口座をもっているときは気を付けようね!
預金は戻ったけど、財布は戻ってこない
郵便貯金とメガバンクの方からは、「暗証番号が簡単だったとはいえ今回のケースはかなり悪質」と判断してもらい、奇跡的に預金を元に戻してもらえることができた。本当にラッキーだと思う。(今だとたぶん難しいんじゃなかろうか)
でも結構いい金額で買ったブランドの長財布は、あたりまえだけど戻ってこなかった。そして「長財布だと容量が大きくていろいろ入るから問題になるのでは?」とも思い始めたのだ。
※当時「大人は長財布」という考え方になんとなーく影響されていたのもある。
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10年後の今は、長財布ではなくコンパクトな2つ折り財布に。基本バッグすらもち歩かないようにしている。
会社に行く時も「IDバッジ」と「小さい財布」そして「iPhone」の3つだけをズボンのポケットに入れてるだけのスタイルに落ち着いた。
Apple Payはすげーむずかしい
最新のiPhoneに切り替えたことで、さらに荷物を絞り込むチャンスが到来したのである。でもそうは問屋がおろさなかった。
特に定期券のデジタル化ができないことが本当に痛手。
最寄りのJRの駅まで歩こうかと考えたが、20分くらいかかるのでやめた。(でも結構本気で考えていた。バカである)
でも財布の中のカード類をちょっと減らせたので、財布をサイズダウンし、かわいい小銭入れサイズのものに買い換えてみたのだ。
今までの2つ折り財布の約半分のサイズ。
金属アレルギーの僕にもやさしい植物系タンニンなめし。「PASMOが、早くApple Payに対応してくれますように」と願いつつ、しばらくはこれでいこうと思う。
てか、とってもかわいいよね〜。お値段以上でほんと気に入ってる。
今回はこんな感じで。どっとはらい。