料理が好きだ。そしてみんなでお酒を飲むのも大好きだ。大体月に一回は自宅に友人を招いて、ご飯会をしたりする。
リビングのテーブルのサイズや、食器やグラスのセット数の都合から、いつも5~6人くらいの少人数で、テーマを決めて飲むことが多い。
東北の日本酒を持ち寄って飲んでみたり、ワインを葡萄別や生産者別に飲んでみるとか、そういうちょっとマニアックなことをしている。来る人も会の趣旨でいろいろ変わったり、かなり自由な感じだ。(皆勤賞の人もいます)
料理を自分たちで作ると、お酒込で1人あたりの単価は2,500~3,500円くらいで済んでしまう。ワインなんか特にそうだが一般のレストランでは市価の2倍~3倍の価格で販売されてるから、単純に家で飲むと同じ値段でワイン2本買えてしまう。お得だよね。
夏にたこ焼きやった時の風景。けっこうたこ焼きはやりがちである。
のん兵衛なので1人あたり1本くらいは毎回飲んでいる。圧がすごい。
そうだ!みんなでクリスマスしよう
2016年のクリスマスは、仲のいい友人たちと忘年会を兼ねて、僕の自宅でやることになった。
クリスマスなので、チキンの丸取りを焼いたり、ローストビーフを焼いたりしよう!ということで、今回の予算は、ご飯・飲み物代とケーキ代込みで5,000円。
家飲みの中ではかなり高い予算だけど、ワインも悪くないの揃えたし、ケーキも食べれるし、外食に比べたら相当安めの値段設定だと思う(えらそう)。
ローストチキン用の丸鳥は横浜の吉田町の名店「梅や」で日南どりを購入。横浜の民ならここは外せない。焼いてあるチキンも売っているのでそっちもおすすめ。
1人1,000円のクリスマスプレゼントを持参して
2年前ロンドンの友人宅に、友達たちで集まってクリスマスパーティしたことがある。10ポンド程度で各々プレゼントを持ち寄って、みんなで輪になって歌を歌いながらプレゼントを回し、歌が終わったところでストップしたらそのプレゼントがもらえる様な事をやった。(日本でももっとクリスマスクラッカー売ってほしい)
だから今回は、それを習って1人1,000円程度のプレゼントを買って持ち寄ってもらった。1,000円はセンスが問われる価格帯。ちなみに僕が用意したのは横浜帆布鞄のピンバッチ。ここのバックとてもかわいいので是非見てみてください。実店舗はみなとみらいのバニラビーンズの目の前にあります。
ちゃんとクリスマス料理を作ろう
仲のいいお友達に神戸のビストロで働いてたキタさんという方がいる。今回はその方に料理のヘルプをお願いし、2シェフ体制で役割分担して料理した。レシピページへのリンクを載せておきますのでぜひ参考にしてみてください。(僕のレシピは適当なので注意)
キタさん担当
- ローストチキン(でかい鳥買ったので材料費4,000円くらい)
- サーモンマリネ(タルタル付)(材料費1,500円くらい)
俺担当
エビのトマトクリームペンネ(6人分・ペンネは一袋使用、予算1,000円)
- エビの頭のミソとにんにくと唐辛子とをオリーブオイルで軽く炒め、その後トマトピューレを入れて弱火で煮詰める。
- パスタ用のお湯にエビの殻を入れてエビのエキスを出す。沸騰して15分くらいしたら殻は取り出して捨て、ペンネを茹ではじめる。その時1にゆで汁を入れてよりエビ感を出しておく。
- 剥いたエビの身は小麦粉をまぶして1口大に切って軽く炒めておく。
- ペンネが茹であがったらエビが入ってる3のフライパンに1と生クリーム100mlと一緒に入れて味を塩コショウで整えて完成。
エビは近くの商店街で700円程度で購入。でかくてやすい。
エビの殻を有効利用することでとてつもないエビ感が出る。ペンネと生クリーム込みでも6人分で1,000円程度の材料費。エビが安く買えたらぜひ作って欲しい。すごいから。
ローストビーフ(4人分くらい、予算1,500円)
- 牛もも肉を買う。厚めのでかいやつ。
- 表面の4面すべてを強火で焼く。焼いたらジップロックに入れてストローで空気を吸い出す(自分が掃除機になったようなイメージで)
- 炊飯器に70度のお湯(沸騰したお湯にお水を加える感じで作る)を入れて、45分保温して完成。
- タレはすりおろした玉ねぎを炒めて、オタフクソースとウスターソースで味を調える。不思議とこれが意外と美味しいソースになる。マッシュポテトを付け合せにするとよりイベント性が増す。
今回はぶ厚い気分だった。肉!って感じ。
完成したらわいわい食べよう
料理ができると同時に参加者が到着。今回は総勢6人。横長のテーブルなので取りやすいようにパスタは3皿に、ローストビーフは2皿にわけた。キタさん持ち込みのお手製根菜ピクルスもおいしかった。
鶏もこんなに大きい。人の頭よりでかい。
ケーキはこんな感じで。プレゼント交換も楽しかった~(歌を歌わず日本的にあみだくじで決めました)
今回当たったプレゼントは無印良品グッズ(四コマ用紙とかいろいろ)。ノートは昔ロンドンでもらったやつ。まだもったいなくて使えてない。ちなみに他の人たちは「おしゃれパスタソース」「畳のブックカバー」「バニラビーンズのチョコ」「ルピシエの紅茶」でした。
お酒はこんな感じ。大阪の友達から日本酒が届いたので開けてみた。
この後、近所のスナックに流れて「クリスマス・イブ」とか「前前前世」とかを歌ったりして楽しんだ。
家飲みの弱点として、終わったあとに洗い物しやきゃならないってのがあるけど、楽しい思い出をリフレインしつつ洗うと、それもまた一興な感じがする。
今年も10年来の友人から、知り合ってすぐの友人までたくさんお招きできた。来年もまたたくさんの人が遊びに来ますように。どっとはらい。